2011年04月10日

「ファンサービス」わかっていない球団多すぎる

 7月24日からプロ野球公式戦の後半戦が始まった。夏休みに入っており、12球団とも様々なイベントを企画。観客動員増を図るだろうが、何がファンサービスかわかっていない球団が多すぎる。

 「イニングの合間に若い女のコをグラウンドで踊らせたり、芸能人をゲストに呼ぶのが、ファンサービスだと思っているのだから、腹が立つ。野球とは何の関係もない。ファンは野球を見に来ているんだ。野球に直結するサービスをしろと言いたい」。こう憤慨するのは、ベテランのフリーアナウンサーだ。お説ごもっともだ。

 昨シーズンの誕生時には久々の兼任監督として話題を呼んだヤクルト・古田監督などは、観客動員増を狙い、わざわざ外部から人を招き、大金をかけ、Fプロジェクトなるものを立ち上げたが、この2年間、全く成果をあげていない。労組・日本プロ野球選手会の前会長として、球団側の経営手法を厳しく批判していたから、お手並み拝見していたが、口だけだった。しょせん有名芸能人を呼ぶ程度の企画しかなかったからだ。

 論外なのはグッドウィルドームを本拠地にする西武だ。命名権を利用して、昨年のインボイスSEIBUドームから今年はグッドウィルドームにしたとたんに、グッドウィルが介護事業で社会的な事件を起こし、批判を浴び、西武は戸惑っているが、自業自得だ。西武球場から始まり、西武ドームETC―どう名前を変えようと、この欠陥球場はファンサービスゼロのワーストワンだ。

 トイレが球場の最上部まで行かないとない。しかもドームとは名ばかりで、隙間があるから、雨の日は濡れる。最上部にあるトイレや売店に行くのに、カサが必要になる。階段を上がるのに大変なお年寄りや幼い子供の家族連れなどのことなど全く考えていない。松坂をレッドソックスに売り、60億円もの大金が転がり込んできたのだから、まずトイレの改造、トイレ、売店までの屋根を作るのが先決だ。それがファンサービスの第一歩だろう。

 「西武は話にならない。野球場らしい雰囲気がまだ残っているのは甲子園くらいだな。あそこはチアガールも使ってないしね」とは、前出のベテランアナウンサーだが、これまたその通りだろう。「一番野球場らしいのは、甲子園だね。甲子園に来ると、なんとも言えない独特の雰囲気があり、高ぶった気持ちになる。本当に伝統の一戦だと感じられるね」。巨人・長嶋終身名誉監督も、甲子園の大ファンだ。

 下手な考え休む似たり。昔ながらの伝統を守るのが一番だ。ファンサービスをやるなら、少年、少女ファンに的を絞ればいい。将来的にも長く野球ファンでいてくれるのだから。各球団でやっている、子供たちを選手とグラウンドでスキンシップさせるサービスは良い。もう一つ、常時やってほしいのは、各球団の過去のスター選手の登場だ。始球式などいろいろな形で紹介するのが、最大のファンサービスになる。子供たちは「誰? あのオジサンは?」と親などに尋ねる。そうすれば、「あの人はこういう偉大な選手だったんだ」と教えてやれる。プロ野球の歴史を知り、家族のスキンシップにもなる。

 巨人が5000勝記念として、栄光のV9ナインをグラウンドに呼ぶイベントを開催したが、そんなことは日常的にやるべきことだ。少しも自慢にならない。
posted by エジリン at 18:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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