2011年07月23日

リーグ優勝とクライマックス・シリーズ優勝、どちらがエラい?

 リーグ優勝とクライマックス・シリーズの勝者が一致すれば、これまでの日本シリーズと同じで問題はないが、そうでない場合、どう評価するのか。セ、パのリーグ優勝球団と、シーズン2位、3位でクライマックス・シリーズ、日本シリーズを制し、日本一になった球団と、アナタならどっちが偉いと思いますか?

 「長いペナントレースに勝つことが一番大事なんだ。日本シリーズはオマケみたいなもの。楽しめばいい」。リーグ9連覇、日本シリーズでも9連覇した巨人・川上哲治監督は、日本シリーズ前にナインに対し、いつもこう語ったという。が、クライマックス・シリーズという敗者復活戦制度ができ、リーグ制覇してもシリーズに出場できるかわからない今、改めてペナントレースの価値が問われている。

 優勝旅行に関しては「リーグ優勝したら行く。シーズン2、3位でもクライマックス・シリーズに勝ち、日本シリーズに出場して日本一になれば、優勝旅行は必要だろう」という方針の球団が多いと聞く。セ、パのリーグチャンピオンと日本一の3球団がV旅行となれば、かつてない珍事になる。

 ごほうび海外旅行に関しては、選手サイドから「行くなら家族だけで行った方がいい。ゾロゾロご一行様はもう勘弁してほしい。お金でくれたらいいのに」という不満の声も多く、実際に故障の治療などを名目にして参加しない選手もいる。が、V旅行の問題だけでなく、選手の査定問題も出てくる。

 「年俸査定は、シーズン中の働きが対象で日本シリーズは別だ。特別ボーナスなどで遇する」という原則はあるものの、さらにポストシーズンゲームのクライマックス・シリーズが両リーグで導入された以上、原則論だけでは解決しないだろう。シーズンの不振をクライマックス・シリーズで取り戻す大活躍をした選手は、当然年俸査定の跳ね返りを要求するだろう。ましてや日本一にまで貢献となれば、強気になる。クライマックス・シリーズで銭闘激化という新局面も予想される。

 お金の他に名誉の問題もある。大毎で1回、阪急では5回、近鉄でも2回、合計8回もリーグ優勝しながら日本シリーズに一度も勝てず「悲運の名将」と呼ばれているのは、西本幸雄氏だ。北京五輪日本代表・星野仙一監督に対し、「中日で2回、阪神で1回、リーグ優勝を3回しただけだろう。日本一に1回もなっていない監督がなぜ日本代表監督なんだ」と、厳しい指摘をしている球界OBも数多くいる。

 野球人にとって、「日本一」というのは、それほどグレードの高いものなのだ。が、敗者復活戦のクライマックス・シリーズが導入され、「日本一」の意味が変わってしまう危機に直面している。「クライマックス・シリーズというダサイ名前もなんとかしてほしいが、日本シリーズという名称も変えないといけないだろう」。球界関係者からも切実な声があがっている。名案があれば、ひいきの球団へでもアドバイスしてやってください。
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口八丁手八丁の名人芸・清原、格闘技界転向のススメ

 バットを持てないプロ野球選手のままにしておくのは、本当にもったいない。オリックス・清原和博のことだ。口八丁手八丁で、その時々の話題の選手を持ち出して、自分の存在をアピールする名人芸。仕掛けが命の格闘技界への一日も早い転向を勧める。目玉選手不足で不況が続く格闘技界のニューヒーローとして成功間違いない。

 清原名人芸を一、二、紹介する。この間は、自らのプールリハビリを披露すると同時に、10・3高校生ドラフトの目玉コンビの一人、大阪桐蔭・中田翔をダシにして紙面ジャックを試みた。「オリックスが中田のクジを引き当てる」「中田は700本塁打打てる」などと景気のいい話をぶち上げ、スポーツ紙でそれなりの扱いを受けている。

 清原のプールリハビリだけなら小さな記事にしかならないが、旬の中田に関する派手な発言だから、スポーツ紙は飛びつく。清原はそれをしっかりと計算している。あのいかつい体と番長というイメージとは裏腹に、政治的な動きが得意で、何から何まで計算尽くだ。

 桑田真澄がパイレーツでメジャー昇格を果たし、サクセスストーリーの主人公、オールド・ルーキーと大騒ぎされた時には、さっそく利用する。「PL時代からの僚友・桑田がマイナーからメジャーに昇格して死に物狂いで頑張っている。ワシもこのまま辞めるわけにはいかん」。こう浪花節的なお涙ちょうだいのクサいセリフを口にする。期待通りにスポーツ紙が桑田・清原の感動友情ドラマとして、大きく取り上げる。

 が、実際はPL学園時代からそれほど仲が良くなく、不仲が決定的になったのは、あの運命のドラフトだった。既定路線といわれたのに、巨人がドラフト1位で清原指名を回避。後に密約説が問題視された、早大進学内定、プロ拒否のはずの桑田を単独指名で獲得したことから、完全に二人の仲は完全に決裂した。その後、清原がFAで巨人に移籍して、KKコンビ再結成が売りになったために、表面上は大人の関係に変わった。

 そんなKKコンビの本音部分を知るだけに、「清原もよくやるわ。役者やなあ。桑田も自分にとって悪い話でないから、仕掛けに乗ったたのだろうな」というのが、正直な感想だ。ただ清原名人芸には限界がある。プロ野球界は結果がすべて。いくらリップサービスで自らの存在をアピールしたところで、実際にバットを持って打席に立ち、ホームランを打てなければ、ファンはすぐに背を向ける。やってナンボの世界だ。

 過去にどれだけ王二世、長嶋二世と期待された選手がいたことか。が、いくら我々マスコミをあおったところで、グラウンドで成績を残さなければ、人気はすぐに消滅する。清原人気といっても幻のようなもの。現場復帰してガンガン打たなければ、たちまちのうちに雲散霧消する。すでに3年前くらいに現役としては限界を迎えている。プールリハビリの写真を見ても、改めて野球の体ではなく、格闘技向きだと思った。悪いことはいわないから、旬のうちに早く新天地へ飛び込みなさい。
タグ:清原和博
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思い出のプロ野球“名物オーナー”列伝

 「プレーオフとはよくしたもんだなあ。オレは反対したけど。楽しめるじゃないか」。巨人・渡辺恒雄球団会長の言葉は、いろいろな意味で楽しめる。3年前にパ・リーグがプレーオフを導入した時、「ウチが優勝したら、3位のチームがプレーオフに勝って出てきたって、日本シリーズはやらんぞ」と爆弾発言したことを思い出して、複雑な心境なのは間違いないだろう。巨人が3位でクライマックス・シリーズに出て、日本シリーズ出場を目指す可能性が大になっているのだから。

 それにしても、読売新聞社社長として、巨人軍オーナーとして、球界を揺るがす数々の語録を残してきた渡辺会長のマスコミに対する貢献度は計り知れない。現在の12球団オーナーが束になってもかなわないだろう。存在感のなくなってしまった、今のオーナーたちを嘆くと同時に、過去の名物オーナーたちを懐かしく思い起こす。巨人・渡辺オーナーに強烈なライバル意識を抱いていたのが、西武・堤義明オーナーだったという。西武OBがこう述懐する。

 「渡辺オーナーの発言がスポーツ紙の1面に載ったりしたら、もう大変でした。自分も負けずと、大きく取り上げてもらいたくて、ウズウズするんです。巨人とのオープン戦があったりすると、グラウンドでの長嶋監督のツーショットをせがんだりする。長嶋監督と握手する写真なら、スポーツ紙が紙面を大きく割くことを知っていますからね。裏方は大変ですよ。長嶋さんの所へ行って、『すいませんが、ウチのオーナーが会いたいと言っているんですが、ご足労願えますでしょうか』とお願いするんです。長嶋さんはああいう人柄で気軽に『いいですよ。喜んで行きますよ』とOKしてくれるので、助かりましたが。長嶋さんとのツーショットに大喜びの堤さんは、しっかりカメラ目線でポーズを取るんですからね」。

 カメラ目線といえば、巨人・正力亨オーナー(現名誉オーナー)が面白かった。フラッシュをたかれると、うれしそうに両手を握ったポーズを作る。だからストーブリーグ取材の夜回りの時にも必ずカメラマンに同行してもらう。「フィルムは入れなくていいから。フラッシュだけたいてくれれば、オーナーは機嫌がいいから」と事前に耳打ちして、取材したものだった。

 担当記者顔負けで二軍の選手のことまで熟知していた日本ハム・大社義規オーナーは、「ワシが手がけた事業で思うようにならんのは、野球だけや。リーグ優勝が一度だけやぞ。なんとか日本一になりたいんや」というのが口癖だった。残念ながら昨年の日本一を見ることなく他界したが、この人ほど野球同様に、酒を愛したオーナーはいない。

 日拓ホームフライヤーズを球団買収した当座は、高松と芦屋に自宅があり、東京は帝国ホテルが定宿だった。夜討ち取材に行くと、「オオッ、部屋にこいや。一杯やろや」と自室へ招き入れてくれて、やおらボストンバックを開けてボトルを2、3本取り出す。それからうれしそうにルームサービスに電話してツマミと氷を注文する。そのお酒の種類が傑作なのだ。我々薄給の身でもなじみのあるオールドから始まり、見たこともなかったロイヤルサルート、レミーまで、その時々で様々な種類のお酒が出てくるのだ。「お酒はなんでもおいしいんや」と、本当においしそうに飲む。こちらはもともとが下戸だったが、大社オーナーのおかげで、アルコールは鍛えられた。懐かしのオーナーたちを紹介し始めると、簡単には終わらない。またの機会に続編を―。
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プロ意識欠けた選手たち…長嶋さんを見習え!

 凡打したバッターが、センターにある大型ビジョンを見ながらベンチに戻る。そんな姿をよく目にする。プロとして恥ずかしくないのか。腹立たしい思いがする。打てなかった言い訳のポーズに映るからだ。バッターに言わせれば、その場で自分のフォームをチェック、打てなかった反省をしているのだと反論するかもしれない。が、ファンの目にどう映るかという、プロとしての根本的な認識が不足している。

 プロ意識の欠如。練習態度にも表れている。球場の開門前で、お客さんがまだ入っていない時とはいえ、この夏場の特打ではTシャツ、短パン姿でバッティング練習をする選手が珍しくない。いくら猛暑とはいいながら、快適なドーム球場も多くあるご時世に、ユニホームを着ないで練習する神経がわからない。

 1975年のシーズンに誕生した、ファン待望の青年監督、巨人・長嶋茂雄監督は選手の練習態度から厳しかったのを思い出す。炎天下の後楽園球場でもユニホーム着用はもちろんのこと、帽子まできちんとかぶらせた。「当然でしょう。試合に臨むのと同じ格好で練習しなければ意味がない。試合ではいくら暑くても帽子をかぶり、ユニホームを着てプレーするのだから、同じようにして練習しなければ、練習のための練習で終わってしまう」。こう言い切った。グラウンドだけではなかった。飛行機や新幹線移動の際のフォーマルな服装遵守、漫画本禁止など、徹底した厳しい姿勢を要求した。

 「厳しい? 冗談じゃないですよ。プロとして当然のことでしょう。常にファンの視線を意識して行動するのは常識でしょう。漫画を読むなというのではない。読みたければ、自分の部屋で読めということですよ。ファンの目があるところで漫画を読むなということです。一人でもそういう選手がいれば、『巨人の選手は漫画ばかり読んでいる』ということになってしまうんですよ」。

 まだ20歳代半ばだった新米の担当記者に対しても、こう忠告してくれた。「江尻君、服装は大事だからね。見てごらん、だらしない服装の記者が多いだろう。あんな風になっちゃダメだよ。君は若くても社を代表しているんだから、きちんとした服装をしなさい。若くて給料が安いだろうから、サマースーツを買えとは言わないが、半袖シャツにネクタイくらいぶら下げなさいよ」。

 素直に耳を傾けることのできるアドバイスなので、以来、服装には気をつけ、定年近くなった今でも、猛暑の中、スーツを着ないときにはジャケットにネクタイ姿を貫いている。13年ぶりに巨人監督に復帰した長嶋監督が、2000年のONシリーズを制した直後に、「それにしても、江尻君はいつもスーツ、ネクタイ姿でビシッとしているね」と声をかけてきた時には、4コマ漫画のオチのようにガクッときた。「新米記者の時に監督が言ったんじゃないですか」と言うと、あの長嶋スマイルを浮かべ、「エへッッ、オレ、そんなこと言ったっけ」の一言だけ。それでも、長嶋流のプロ哲学は素晴らしいと思っている。
タグ:長嶋茂雄
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ローズの暴言・暴挙許すオリックスの「罪」

 オリックス・ローズの本性を露わにした勝手な言動には、本当に腹が立つ。こういう日本球界をなめきった選手を呼び戻し、さらには新たに複数年契約を結ぼうとするオリックス球団首脳の神経を疑う。即刻レッドカードを出すべきだろう。

 発端は、楽天戦で10点差あるのに歩かされた事だ。怒り狂って、野村監督をバカ呼ばわりの暴言。本塁打、打点の二冠レースで楽天・山崎武とトップ争い。野村監督が援護射撃で歩かせたと、感情的になり過激な発言をしたのだ。まともに取り合わなかった野村監督に代わり、山崎武が「お前がバカ」と応酬したことから、暴言第二弾を連射した。

 「イチローが200何安打とか記録のかかった時に勝負しなかったらどう思うの? 日本の野球に失望した」「山崎武は21年やって290何本塁打だろ? こっちは11年で400本近く打った。どっちがアホか考えればわかること。今から6年連続40本打ったら、話してもいいよ」。

 日本球界を見下し、要は打てば、何を言ってもかまわない、何をしてもいいだろうという、わがまま外国人選手の本性をむき出しにしているのだ。長年、日本球界でプレーしたおかげで、日本人選手扱いになっているが、とんでもない“害国人”選手だ。角界を振り回しているワガママ横綱・朝青龍をほうふつとさせる。

 ローズを勘違いさせているのは、1年間、野球をやっていなかったのに、日本球界に復帰させたオリックス球団の大罪だが、他球団も同罪だ。1年間のブランクで腹ボテ状態、メタボリック症候群の典型のようだったローズにホームランを量産されているからだ。他人の悪口を言わない、紳士のソフトバンク・王監督は「外国人選手は体力が違うからね。パワーがある。日本人選手だったら、1年ブランクがあったらダメだろうね」と、ローズを立てるような発言をしているが、内心ではどう思っているか。

 「ブランクのあるローズにあれだけ打たれるということは、いかに日本球界のレベルが低いかという証明になってしまう。情けない」。球界OBたちの嘆きは本音で的を射ている。だからこそローズになめられ、言いたい放題、やりたい放題されるのだ。他球団の投手たちはフンドシのヒモを締め直して、ローズに立ち向かい、ギャフンと言わせろ!

 その上で、イチロー気取りのローズには「お前は何様のつもりだ」と言ってやらなければいけないし、「日本の野球に失望した」のならば、「とっとと帰れ」と言い返せばいい。巨人時代も守備の怠慢プレーをコーチから注意されると、逆ギレして言いたい放題の巨人批判をやっている。人間の本性は変わらない。ローズに暴挙を繰り返させるのは、管理者の方の責任だ。あまりにも学習能力がなさすぎる。
タグ:オリックス
posted by エジリン at 09:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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